燃料が供給されない、着火しない、燃焼が持続しない/炎が大きい/煙の発生、ガラスが曇る、送風ファンのトラブル、排気ファンのトラブル|イタリア・テルモロッシ社製の場合
(1)概要
排気経路に障害物があり圧力センサーが作動したために(ET3000,4000の場合正面パネルに「OP」表示)、燃料供給がストップしました。
(2)トラブルの原因
| ア) |
排気管に鳥の死骸などの障害物があるかもしれません。また煤がたまって煙道が狭くなっている可能性もあります。 |
| イ) |
ストーブ本体の排気経路のクリーニング不足です。 |
| ウ) |
圧力センサーの異常です。 |
| エ) |
排気管の設置が正しくありません。 |
| オ) |
高気密状態で換気扇などの空調が稼動して室内が負圧になっています。 |
(3)対策
| ア) |
障害物を取り除き、風除けキャップに網を掛けます。 |
| イ) |
取扱い説明書に基づきクリーニングして下さい。特に排気ファン手前の集積灰はプレートを外して取り除いて下さい。 |
| ウ) |
圧力検出チューブを排気パイプからはずして再稼動させます。それにはまず、メインスイッチを一旦切り、風量ボタンを押しながらメインスイッチを入れます。風量ボタンは、パネルが「P1」から「P2」表示になるまで押し続けます。これで排気能力がアップします。「OP」表示が続くならば圧力センサーを交換して下さい。 |
| エ) |
排気管は高さ3m以上必要です。(水平方向に伸ばす場合は、水平方向の2倍分高さ延長して下さい)風除けキャップは軒より出し、まわりに障害物がない状態にして下さい。 |
| オ) |
燃焼用の空気の取入れを屋外より取り入れるようにして下さい。または第1種、2種式換気にして下さい。 |
(1)概要
燃料供給オーガ用モーターが停止し、燃料が供給されません。
(2)トラブルの原因
| ア) |
ペレットタンクのオーガ部に異物が噛み込まれている可能性があります。 |
| イ) |
ペレットタンクのクリーニング不足です。 |
| ウ) |
磁力回転軸部の汚れが原因です。 |
| エ) |
モーターが故障している可能性があります。 |
(3)対策
| ア) |
ペレットタンクを空にして、オーガを抜き取り確認して下さい。 |
| イ) |
月に1度タンクを空にして底の粉末を除去して下さい。 |
| ウ) |
軸受けを外し、軸受けならびに軸へ付着した汚れを取り除き、薄くグリスアップして下さい。 |
| エ) |
オーガよりモーターを外して作動確認し、再度取り付け後、ストーブを再稼動して下さい。動かない場合、モーターを交換する必要があります。動く場合は、モーターの性能低下による、トルク不足が考えられます。もし再稼動後も繰り返し止まるようであれば、モーターを交換して下さい。 |
(1)概要
ストーブ入力電圧が低下し、燃料が供給されません。
(2)トラブル原因
| ア) |
トランスへの入力が100±6Vに満たない可能性があります。 |
| イ) |
トランスからの出力が220Vに満たない可能性があります。 |
| ウ) |
高消費電力製品を多数同時使用しているために起こります。 |
(3)対策
| ア) |
テスターで確認後、電力会社へ調査依頼して下さい。 |
| イ) |
テスターで確認後、±10Vの範囲外ならトランスを交換して下さい。 |
| ウ) |
コンセントの出力電圧が100±6Vの内か、電力会社へ調査・対応依頼して下さい。 |
(1)概要
ペレットタンクが145℃以上の高温になり温度センサーが作動したため、燃料の供給がストップしました。
(2)トラブルの原因
| ア) |
送風ファンが停止しました。 |
| イ) |
送風ファン能力が低下しました。 |
| ウ) |
送風ファンのごみ取りフィルターが目詰まりを起こしています。 |
| エ) |
火力を最大(5レベル)にして連続運転しています。 |
(3)対策
| ア) |
送風ファンを交換して下さい。 |
| イ) |
送風ファンを交換して下さい。 |
| ウ) |
フィルターを掃除して下さい。 |
| エ) |
火力を下げ、送風量を上げて使用して下さい。 |
(1)概要
| ア) |
着火スイッチを入れたとたんに切れてしまいました。 |
| イ) |
運転中に切れてしまいました。 |
(2)トラブル原因
ア)・イ)回路内ヒューズが切れたために燃料が供給されない状態になりました。
(3)対策
| ア) |
ヒーターがショートしています。ヒーター接続端子と外環金属部との導通がある場合は、ヒーターを交換して下さい。 |
| イ) |
モーターへの過負荷、ショートなどが考えられます。ショートの要因となる導通が確認出来ない場合は、モーターを交換して下さい。 |
(1)概要
ペレットの不足により燃料供給ができなくなりました。
(2)トラブル原因
ペレットタンクの残量が少なくなりました。
(3)対策
ペレットタンクの残量をチェックし、ペレットを補充して下さい。
(1)概要
ア)・イ)・ウ)着火しません。
| エ) |
スタートから30分以上経過したが着火しません。 |
| オ) |
吸・排気ファンが止まっており、着火しません。 |
| カ) |
着火しません。 |
| キ) |
着火スイッチを入れたとたんに切れてしまいました。 |
| ク) |
運転中に切れました。 |
| ケ) |
着火しません。ペレットが湿っており、固まりになってます。バーク分が多いです。 |
(2)トラブル原因
| ア) |
ヒーターの故障。 |
| イ) |
ヒーター発熱部の汚れ。 |
| ウ) |
燃焼皿の通風孔が灰で塞がれています。 |
| エ) |
燃焼皿に古いペレットが残っています。 |
| オ) |
吸・排気の機能停止。 |
| カ) |
圧力センサーが作動しました。 |
キ)・ク)回路内ヒューズが切れました。
ケ)ペレットが適正でありません。
(3)対策
| ア) |
着火ボタンを押した後、ヒーター部が赤くならない場合、又、ドアをあけ手をヒーターに近づけた時に熱を感じない場合は、ヒーターの交換をして下さい。 |
| イ) |
発熱部が灰、タール等の汚れで覆われている場合は、点火前に柔らかいブラシ、あるいは掃除機で汚れを取り除いて下さい。 |
| ウ) |
燃焼皿をきれいにして下さい。 |
| エ) |
燃焼皿のペレットを取り除き、再スタートして下さい。」 |
| オ) |
ファンを交換して下さい。 |
| カ) |
燃料が供給されない事象(事例1)と同一です。 |
| キ) |
ヒーターがショートしています。ヒーター接続端子と外環金属部との導通がある場合はヒーターを交換して下さい。 |
| ク) |
モーターへの過負荷、ショートなどが考えられます。ショートの要因となる導通が確認出来ない場合モーターを交換して下さい。 |
| ケ) |
シーズン初回使用時、古いペレットは除去し、新しいペレットを使用して下さい。ペレットは水分量12%以下、バーク(樹皮)成分が全木以下の物をお使い下さい。 |
(1)概要
| ア) |
ペレットが燃焼皿に供給されてもすぐに燃え尽きてしまいます。 |
| イ) |
ペレットが燃焼皿に溜まりすぎています。 |
| ウ) |
ディスプレイに「AP」表示の後「OF」の表示が出て、燃焼が持続しません。 |
| エ) |
スタートから30分経過しても燃焼室温度が42℃以下です。 |
| オ) |
燃焼が持続しません。 |
(2)トラブル原因
| ア) |
ペレットの特性がマッチしていないことが原因です。 |
| イ) |
ペレットの特性がマッチしていないことが原因です。 |
| ウ) |
プログラムが働いた(プログラム機能つき)ことが原因です。 |
| エ) |
ペレットタンクが空です。あるいは、センサーか、センサーの配線に問題があります。 |
| オ) |
燃料が供給されない事象と同一の理由によります。 |
(3)対策
| ア) |
使用ペレットを変更して下さい。(ペレットが十分固まったものを使用して下さい) |
| イ) |
使用ペレットを変更してして下さい。(水分量12%以下、バーク成分が全木以下のものを使用して下さい。)また、使用ペレットが短い(小粒)場合は、長いものに変更してして下さい。(2~4cmが理想) |
| ウ) |
プログラムを全てリセットして再スタートして下さい。 |
| エ) |
燃料の確認をし、補充して下さい。さらにジャック抜けがないか確認し、ドライヤーで熱を加えテスターにて導通の変化を確認して下さい。 |
| オ) |
燃料が供給されない事象と同一の対策を講じて下さい。 |
(1)概要
| ア) |
ペレットが燃焼皿に山盛りになってきます。 |
| イ) |
燃焼皿の下からの燃焼用空気が漏れています。 |
(2)トラブル原因
| ア) |
燃焼皿へのペレット供給量が多いのが原因です。 |
| イ) |
燃焼皿台座に燃えカスや灰が付着して、皿が浮き上がり、ペレットが溜まりやすい状態になってます。 |
(3)対策
| ア) |
使用ペレットが短い(小粒)ので、長いものに変更してして下さい。(2~4cmが理想) また、吸排気ファンを「P2」にアップして下さい。 |
| イ) |
台座の灰や燃えカスを除去して下さい。 |
(1)概要
| ア) |
煙が部屋に出て来てしまい、漏れを目視確認できます。 |
| イ) |
部屋が密閉状態になっていて、換気扇等の空調で空気を排出している部屋で、煙が部屋に出てきます。 |
(2)トラブル原因
| ア) |
排気管経路に漏れが有ります。 |
| イ) |
室内が負圧になっています。(第3種換気) |
(3)対策
| ア) |
漏れ部の排気管を再組、補修して下さい。 |
| イ) |
●空調を止めて下さい。
●部屋に通風孔を設けて下さい。
●ストーブの吸気を外部から取るようにして下さい。
●吸気用の空調を設置して下さい。(第1種あるいは第2種換気に)
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(1)概要
ガラスが曇ったり、汚れたりします。
(2)トラブル原因
| ア) |
ペレットの含水率が高いです。 |
| イ) |
燃焼皿の炎制御板が正しく取り付けられていません。 |
| ウ) |
燃焼用空気が不足しています。 |
| エ) |
排気効率が悪いです。 |
(3)対策
| ア) |
含水率が12%以下か確認し、新しいペレットまたは含水率の低いペレットに交換して下さい。 |
| イ) |
取扱い説明書通りか確認し、正しく取付けをして下さい。 |
| ウ) |
燃焼中に煙突から煙が見えるか確認し、屋外からの吸気口を設けるか、排気管を高くしてドラフト効果を高め、排気能力をアップして下さい。「P2」 |
| エ) |
排気管の高さ、設置方法は標準通りか確認して下さい。「燃料が供給されない場合」を参照して下さい。 |
(1)概要
送風ファンが最大で稼動してしまいます。
(2)トラブル原因
ペレットタンク付近が95℃となりセンサーが働きました。
(3)対策
| ア) |
炎の大きさに対する風量レベルは適正か確認し、火力レベルが低い時でも風量レベルを上げて使用下さい。短い(小粒)ペレットや良く燃えるペレットを使用する場合、特性にあわせて調整下さい。 |
| イ) |
排気管水平部、灰溜に灰が堆積して経路を塞いでいないか確認し、排気管、ストーブ内部をクリーニングして下さい。 |
| ウ) |
送風ファンならびにダストフィルターに埃など付着していないかを確認し、埃を除去して下さい。 |
| エ) |
95℃センサーは正常か95℃センサーは正常か確認し、故障の場合は交換して下さい。(ドライヤー等でON/OFFを確認) |
(1)概要
排気温度が異常に高いため、排気ファンの音が大きくなります。
(2)トラブル原因
| ア) |
炎の大きさに対する風量レベルは適正でない可能性があります。 |
| イ) |
排気管水平部、灰溜に灰が堆積して経路を塞いでいる可能性があります。 |
(3)対策
| ア) |
風量レベルを確認し、火力レベルが低い時でも風量レベルを上げて使用下さい。短い(小粒)ペレットや良く燃えるペレットを使用する場合、特性にあわせて調整下さい。 |
| イ) |
排気経路をクリーニングして下さい。 |
出来るだけ不具合を出さないようにするためには日頃のメンテナンスが重要になりなす。メンテナンスが不十分ですと、保証期間内でも保証の対象となりませんので、取扱説明書をお読みになって定期的にメンテナンスして下さい。
点火前のご注意事項についてはコチラをご覧ください。
(資料提供:有限会社河西)